「お菓子の歴史の始まり」

お茶やコーヒーのお供に、そして大切な食事を締めくくるスイーツとして、お菓子は現代社会には欠かせないアイテムです。

私たちは、いつからお菓子を食べるようになったのでしょうか?

世界と日本の歴史を紐解いて調べていきましょう。

 

 

まず世界におけるお菓子の起源については、いろいろな説があります。

約1万年前の壁画に蜂蜜を採取している絵など、有史以前から私たちは甘みを求めていたことがうかがえます。

その後、農耕や牧畜の発展に伴い、小麦が栽培されるようになりました。

紀元前22世紀、古代メソポタミア地方を支配していたマリ王朝の宮殿跡から、うずくまるライオン形の菓子の型が出土しています。

その時代に作られた「メルス」と呼ばれる菓子が、現在の焼き菓子の原型とされています。

 

「お菓子は文化と共に発展する」

お菓子の発展は文化の発展と共にありました。

これから、日本におけるお菓子の発展の過程を例に見ていきましょう。

日本では、縄文時代から、栗の実などを粉状にし、固めて焼いたクッキーのようなものが食べられていたようです。

奈良から平安時代には、中国大陸から穀類を粉にして加工する食品が伝わり、やがてこれは唐菓子と呼ばれるようになりました。

 

鎌倉時代に入り、お茶と共に茶菓子も中国から伝播し、室町から安土桃山時代にかけて、茶道の発展に伴って茶菓子も発展を遂げました。

中国から伝わった茶菓子は肉類を用いるものだったのに対し、日本では小豆や豆類などを使うようになり、これが和菓子の原型を作ったといわれています。

 

室町時代末から鎖国が始まるまでは、世界はオランダやポルトガルなどを中心に、大航海時代の最中でした。

このころ伝わったお菓子は南蛮菓子と呼ばれ、カステラの原型がもたらされたのもこの時代です。

 

江戸時代には、一般庶民も楽しめるお菓子が作られます。

例えば駄菓子といわれる黒砂糖を用いた菓子類が大きく発展を遂げました。

 

明治時代に入り、開国が大きく推進されると同時に海外からチョコレートやビスケットなどの洋菓子が輸入されるようになりました。

世界の産業革命で機械化された菓子製造法まで伝来し、さまざまな製菓業者が誕生しました。

 

「現代ではお菓子を食べることが定着」

現代では、お菓子が果たす役割は大きく分けて3つあります。

1つは栄養補給の手段としての役割です。

食べ盛り、成長盛りの子供たちにとっては、3度の食事だけでは成長に必要な栄養や、運動に必要なエネルギーが足りません。

そこで、この不足分を「おやつ」で補うことができます。

 

2つ目は、心を和やかにする役割です。

仕事や勉強が一区切りしたとき、お茶やコーヒーを飲みながらお菓子を食べると、とてもよい息抜きになりますね。

 

3つめは、コミュニケーションの手段としての役割です。

仲のいい人同士や、家族でお菓子を食べながらおしゃべりをするのは、とても楽しいことです。

 

こういった背景を考えながらお菓子を食べると、思わず笑顔になり楽しくなります。

 

最後におすすめしたいお菓子を紹介します。

この季節限定のお菓子と季節や世代を超えて楽しんでもらえるお菓子です。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

  • 秋限定スイーツ【マロンパイ】4個入り栗を丸ごと一つパイ生地で包み込んだパイ

この季節だけしか販売しないお菓子で、栗を丸ごと一つ、パイ生地で包んでオーブンで焼き上げただけのものです。

これを楽しみにしているファンがたくさんいるスイーツです。

 

  • 秋限定スイーツ【マロンバウムクーヘン】しっとりふんわり栗のバウムクーヘン

和栗のペーストを練りこんで作ったバウムクーヘン。

秋の味覚を堪能できる逸品です。

たっぷりぜいたくな丸ごとホールタイプなので、家族全員で楽しめます。

 

  • 【スイスロール】バタークリームのロールケーキ ギフトボックス入り

季節に関係なく楽しめる定番商品です。

アーモンドと卵黄を贅沢に使用したスポンジにコクのあるバタークリームを合わせたもので、子供から大人まで幅広い世代で楽しめます。

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