近年、外国人観光客が増加している日本。そんな外国人は日本ではどんなものを買っているのでしょうか？

どんなお土産を買っているのか気になりませんか？

実は、日本人が思っている外国人に喜ばれるものは、日本人が勝手に喜ばれると勘違いしたものがあります。

そこで、今回は外国人に喜ばれるお土産・お菓子についてご紹介いたします。

「海外に行くときも手土産でアイスブレイク」

ホームステイや日本で知り合った外国人、取引先などさまざまな理由で外国人に会う機会があるでしょう。

そんなときに、最初の緊張感を解くきっかけとして、手土産を渡すことが有効とされています。

しかし、外国人に手土産を渡す際に気をつけなればならないことがあります。

お土産を渡す際に、「つまらないものですが」と謙遜する前置きをする日本語表現がありますが、

そのような回りくどい言葉は不要です。

また、外国人のお宅に宿泊する際に持っていくお土産が高価であったり、

もらいにくいものであったりすると、かえって相手方を恐縮させてしまうことがあります。

そのため、外国人に渡すお土産やお菓子は「適切な価格で、

見た目が日本とわかる商品や食べやすいもの」が好ましいでしょう。

日本人に渡すときと同じように、その人に渡したいと感じとれる気持ちが伝わる手土産がよいでしょう。

そうすることで、外国人の方にも喜んでもらい、渡した自分自身の緊張も和らげることができます。

「外国人に喜んでもらえる雑貨」

外国人に喜ばれる雑貨は、海外では売っていないような日本独自のデザイン、日本らしい雑貨が喜ばれます。また、海外に行く際に雑貨を手土産にするとしたら、大きな荷物にならないものがおすすめです。

・和柄が人気の風呂敷（ふろしき）

ふろしきは、浮世絵や日本独特のデザインの和柄が、「THE・日本」と一目でわかるとあって海外でも人気があるお土産の一つです。

・コンパクトで便利な扇子（せんす）

夏が暑い国の人にプレゼントをすると利便性があって、普段の生活でも使ってもらえる扇子

がプレゼントとして喜ばれます。自宅のインテリアとして飾る人もいれば、外出時に扇ぐために持ち運びする人もいます。

・印鑑

日本でサインの代わりに使われる印鑑。日本以外の国にはない文化で、外国人へのプレゼントして喜ばれます。当て字の漢字をオーダーメイドすることもできる印鑑もあるので、意味を教えてプレゼントとすると、その人だけの特別な贈り物として喜ばれます。

「外国人に喜んでもらえるお菓子」

外国人に喜んでもらえるお菓子は、日本人が思っているお菓子とは異なる予想外のお菓子が人気な場合があります。

その代表例として、「カステラ」が当てはまります。

元々、ポルトガルから長崎に伝わった洋菓子を日本独自の和菓子に発展させたカステラは、

ほどよい砂糖の甘さとふんわりした生地が、外国人に人気のあるお菓子です。

今回は、カステラ以外の商品をご紹介します。

・ふんわりプルプルのチーズケーキ

新大阪駅で大人気のお土産の「たま卵チーズケーキ」。年間6万個も売れる大人気商品で、海外のお菓子にはないプルプルしておきながら、チーズケーキと新食感がSNSでも話題になるほど注目されています。

・究極のバームクーヘン

砂糖が外側にコーティングされ、外はさっくり、中はもっちりのハードバウムクーヘンが見た目も味も美味しいお土産です。

まとめ

手土産は、海外の外国人のアイスブレイクにもなります。

どのような状況でも日本特有の前置きの言葉や高価なものはいりません。

そして、喜ばれるものは扇子や印鑑、カステラなど手ごろで日本らしいものが外国人に喜ばれます。