伝わりやすい食レポとは?プロが使う「美味しさの表現テクニック」
伝わりやすい食レポをすることは、とても難しいことです。
普段から私たちは食事をするときに、その美味しさを具体的な言葉に起こすことは基本的にしませんよね。
だからこそいざ食レポをするとなったとき、表現方法に困ってしまう人は多いもの。
そこで今回は、伝わりやすい食レポの表現テクニックについて解説していきたいと思います。
食レポで料理の魅力を伝えることの難しさ
食レポで料理の魅力を伝えることは、想像以上にテクニックの要ることです。
人は五感で物を感じ取ることができるため、当然、食べているレポーターは味や香りなどでその美味しさをとらえられます。
しかし食レポを見ている側は、視覚と聴覚でしか料理の情報をキャッチできません。
そのため「美味しい!」「これは旨い!」の一言だけでは、当然ながら具体的なその料理の素晴らしさは伝わりませんよね。
いかに嗅覚・触覚・味覚を、言葉の表現によって補完し、そのイメージを伝えるかが、レポーターの腕の見せどころなのです。
美味しい、旨い以外の言葉が具体的かつ適格であればあるほど、食レポは伝わりやすくなり、見ている人の興味を誘います。
美味しさが伝わる表現テクニック
では実際に、料理の美味しさが伝わるためにはどんな表現をすれば良いのでしょうか。
おすすめの表現テクニックをご紹介していきます。
■見ている人がよりイメージしやすい言葉を選ぶ
「香ばしい」を例にしてみましょう。
一口に香ばしいと言っても、ナッツを炒った香ばしさ、お茶の香ばしさなど、その種類は多岐にわたり、情報を的確に伝えるのは難しいですよね。
そのことを理解したうえで、より具体的なイメージができるように表現すると、見ている人にも伝わりやすいです。
ちなみに、ポン酢などを販売しているミツカンは「だしフレーバーホイール」というものを開発しています。
これはだしの香りや風味を表現する言葉を整理したもので、イメージを伝えるための表現が数多く並んでいます。
ミツカンはこれを開発することで、だしの香り・風味のイメージをより共有しやすくしているのです。
■流れを意識して組み立てる
食レポをする際は、なるべく流れを意識して分かりやすく伝えるのがおすすめです。
まずは感情先行の感想を思うままに伝えていき、そのあとに食べたものを説明していく……といった流れを意識してみましょう。
テレビの食レポなども、基本的にはこの流れで進む例が多いです。
料理を口に運んで、すぐに「くちどけがまろやかで、甘みもちょうど良くて……」と味を分析するような流れにしてしまうと、結局その料理に魅力があるのかどうかは伝わりづらいですよね。
それよりも最初に「すごい!美味し~い!!」と嬉しそうに感情を伝えたうえで「くちどけがまろやかで……」と話を移していった方が、料理が魅力的なイメージは伝わってきます。
コツを掴めば一般人でも食レポ可能!?
基本テクニックと語彙があれば、食レポっぽいことは一般人でもできます。
食レポができるのはグルメな人、語彙力豊富で言葉巧みな人という印象はあるかもしれませんが、誰でもテクニックを身につければ食レポはできるのです。
以下にご紹介するようなおやつを食べながら、友達や家族同士で実際に食レポしてみるのも、楽しいかもしれませんね。
■アントーレ
コーヒークリームを挟んだパイ生地を、スポンジ包んでいるケーキです。
楽天ランキングでも1位を獲得した人気ケーキで、その濃厚な味わいとパイ生地のサクサク食感がたまりません。
1日の生産量が少ないケーキなので、オンラインショップではなるべく多くの数をそろえて販売しています。
■たま卵チーズケーキ
しっとり感とふんわり感が人気のチーズケーキです。
商品注文後から製造し、出来立てで発送するため、その人気の口溶けをそのままお届けすることができます。
研究を重ねた独自の蒸し焼きでふわとろ感を出し、1つ1つ丁寧に手作りすることにこだわっています。
■Rusks
おやつタイムにはもちろんのこと、ワインやお酒にもぴったりな大人のラスクです。
エスプレッソや唐辛子などを使った大人の風味にこだわっているため、甘さが少し苦手な人にもおすすめです。
見た目もおしゃれな雰囲気で、ちょっとしたギフトにもぴったり。
まとめ
ご紹介したお菓子は、どれも食レポにぴったりの人気のお菓子です。
豊富な語彙と言葉を伝える流れを意識しながら、ぜひ食レポを実践してみてください。
きっと普段より楽しいおやつタイムが過ごせるはずですよ。
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