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クリスマスの意味や由来は?ツリーはなぜ飾るの
クリスマスは恋人たちの記念日、というイメージは日本だけの事情で、
世界的には、家族で過ごす記念日というのが一般的です。
クリスマスの本当の意味や由来を知ったら、キリスト教圏の人たちの目は不真面目と映ることもある、
日本人のクリスマスの過ごし方を改めたくなるかもしれません。
「クリスマスの意味や由来は?」
クリスマスは、本来キリスト教における宗教行事のひとつです。
ただ、日本にはキリスト教徒がそれほど多くないこともあり、宗教行事としておこなうより、
家族や親しい友人、恋人などと過ごす年中行事となっているのが実情です。
でも、せっかくなら、クリスマス本来の意味や由来なども知っておきたいものです。
■クリスマスの意味・由来
クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う祭で、毎年12月25日に行われますが、
実は新約聖書に、イエス・キリストの生まれた日を特定する記述はありません。
それにもかかわらず、12月25日がクリスマスとなったのは、キリスト教が広まる過程で、
ミトラ教の冬至の祭を吸収したものではないかといわれています。
ミトラ教とは、古代ローマで栄えた宗教で、
主神である太陽神ミトラスが冬至の日に再び生まれるという信仰があり、それを祝うのが冬至の祭です。
キリスト教においてクリスマスは、あくまでキリストの降誕を記念する日であり、
クリスマスではなく降誕祭と表記されることもあります。
そして、キリスト教ではクリスマスより復活祭が重要な祭として位置づけられています。
しかし、クリスマスはキリスト教徒の12月25日におこなわれる礼拝が、
世界中に広まったもので、世界の多くの地域で、それぞれの風習に従ってお祝いされています。
日本のクリスマスは、もともとアメリカやイギリスのクリスマスの過ごし方を受け継いだものなので、
家族で過ごすのが主流でした。それが1930年代から、より商業的な色合いが強くなりました。
クリスマスは恋人たちの記念日とのイメージが浸透しはじめたのも、この時期からのようです。
■クリスマスとクリスマスイブの違いは?
クリスマスイブというと、クリスマスの前の日の12月24日のこと指すというのは、
実は間違いではないまでも、正確なものではありません。
そもそもクリスマスイブとは、クリスマスの前夜ではなく、クリスマスのはじまりを意味する言葉です。
古来、キリスト教で用いられていた教会暦では、一日は日没から始まり、日没で終わりました。
クリスマスである12月25日は、教会暦では日没から次の日の日没までを指します。
もともと12月25日の始まりである日没から朝までをクリスマスイブ(クリスマスの始まり)とし、
お祝いをしていたのが、暦が変わったことにより、
日付まで変わってしまい、クリスマスイブが12月24日となってしまったのです。
つまり、クリスマスイブは、クリスマスの一日のうちの日没から朝までの、
クリスマスの始まりの時間のことで、クリスマスの前夜ではないのです。
「なぜクリスマスツリーを飾るのか」
■クリスマスツリーの意味
クリスマスツリーのはじまりは、中世のドイツのアダムとイブの舞台劇の中で「知恵の樹」として、
常緑樹のモミの木が飾られたものがはじまりといわれています。
現在のようにきらびやかに飾り付けをするようになったのは、19世紀以降のアメリカ合衆国から始まったようです。
また、上述したミトラ教の冬至の祭でも、冬にも葉の落ちない常緑樹を、
永遠の命のシンボルとして飾り付けられたので、それが起源とする説もあるようです。
■クリスマスオーナメントの意味
・ツリートップ
ツリーの先端に飾られる星は、キリスト降誕を知らせたベツレヘムの星を意味します。
・リンゴ
アダムとイブが食べた知恵の樹の実を意味します。
・イルミネーション
空に輝く星を意味します。
・靴下
サンタクロースのモデルといわれている二コラオスが、貧しい子供たちに金貨を与えた際、
暖炉のそばの靴下に入ってしまったという逸話が元になっています。
・リース
終わりのない円の形が、神の永遠の愛を意味します。
・ベル
イエス・キリストの誕生を知らせるベルを意味します。
・キャンドル
イエス・キリストは世の中を照らす光と呼ばれており、その光を意味するのがキャンドルです。
・ヒイラギ
イエス・キリストが十字架にかけられる前に、かぶせられたいばらの冠を象徴しています。
そして、ヒイラギの赤い実は、キリストが流した血を象徴しています。
・杖の形をしたキャンディ
アメリカのキャンディ製造者が、イエス・キリストを象徴するキャンディを作ったのが始まりです。
キャンディの固さはキリストに対する固い信仰を意味し、杖の形は羊飼いの杖の形を意味します。
聖書でイエス・キリストを羊飼い、私たちを羊としていることから、
羊飼いの杖の形に作られ、アルファベットの「J」の形にも見えることから、イエス(Jesus)の頭文字ともなっています。
さらに、イエス・キリストの清らかさを象徴する白に、十字架で流した血を象徴する赤のストライプが入れられました。
「インスタ映えまちがいない!クリスマスを楽しく過ごすおすすめの飾り付け」
クリスマスは、キリスト教における宗教行事ではありますが、
私たち日本人にとっては、楽しい年中行事でもあるので、
子供たちとツリーを飾りつけたり、プレゼントを贈り合ったりして、楽しく過ごしたいものです。
インスタ映えするような飾り付けを楽しんだら、SNSにキレイな画像をアップして自慢するのもいいでしょう。
・クリスマススイーツは手作りで
体にも優しい手作りスイーツは、せっかくなのでインスタ映えするように彩りよくきれいに飾り付けましょう。
・クリスマスリースを作ろう
リースを作るのはハードルが高いようにも思えますが、実は100円ショップに使えそうなグッズがたくさん売ってあるので、
お好みで購入して、作ってみるのもおすすめです。
・クリスマス靴下
ノーブルな靴下に、可愛いクリスマスコサージュをつけて、
流木の枝などに飾り付けたら、それだけでインスタ映え間違いなしです。
「クリスマスには欠かせないお菓子やクリスマスケーキ」
クリスマスを自宅で過ごすなら、いつもとは違うちょっと豪華な食事を、気合を入れて作ることでしょう。
クリスマスケーキも手作りで頑張ったら、食後のリラックスタイムには、
家族みんな安心して食べられるお菓子もおすすめです。
家族で過ごすクリスマスに、ほっこりできる安心のお菓子です。
【シュトーレン】ドイツの伝統菓子 シュトレン 750g 4~8人用(Mサイズ)
【パネトーネ】イタリアの伝統菓子パン パネットーネ 6号サイズ 8~10人用
【たま卵チーズケーキ8個入り】 とろける口溶け ふわとろスフレチーズケーキ
【アントーレ】 コーヒークリームを挟んだパイ生地をスポンジで包んだケーキです ギフトボックス入り
まとめ
クリスマスには、意外な意味や由来があるので、せっかくなら、知っておきたいものです。
クリスマスの夜に、子供たちに語って聞かせるのもいいかもしれません。
そして、聖なる夜を家族や親しい友達、恋人などと、楽しく過ごしてください。
※クリスマスについては諸説ございます。
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