春といえば会社では異動をはじめ、退職や転職などの仕事の転機がある時期になります。

もし異動や退職、転職をする機会があるなら、

これから業務の引き継ぎや調整に忙しくなるという方もいるのではないでしょうか。

そのような場合、今いる部署や会社を去るときに、お世話になった方々へ、

感謝の気持ちの挨拶とともにお菓子を添えてみてはいかがでしょうか。

最近はメールで挨拶をする場面も多くなっているので、メールの挨拶文例と、おすすめのお菓子をご紹介します。

 

 

「異動や退職・転職をする際に送りたい挨拶メール」

異動や退職、転職のときに送るメールの内容や、送る相手別の短い文例をみていきましょう。

 

異動・転勤の場合

異動や転勤では会社は変わらなくとも、

お世話になった同僚や上司、取引先にも礼を尽くした文を送りましょう。

また同じ会社で仕事をするなら、引き継ぎもきちんとできているかなどを文に添えておくことが大切です。

・同僚へ送る場合
〇〇部各位
皆様ご存知のように、人事の発令により、〇月から〇〇部に異動することとなりました。
これまで皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。
入社してからこれまでの間、ご迷惑をおかけしたこともあったかと思いますが、

みなさまの温かいサポートでここまで成長することができ、本当に感謝しております。

 

今後は、新たな分野で会社に貢献したいと思っております。
なお、現在の案件等の引き継ぎにつきましては、

改めてご連絡させていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。

・上司やお世話になった人へ送る場合
〇〇部〇〇様
お疲れ様です。〇〇部の(氏名)です。
ご存知のように、人事により○月から〇〇部にて働くこととなりました。
これまで〇〇さんには大変お世話になり、ありがとうございました。

 

〇〇さんには本当に多くを学ばせていただき、それらを胸にこれからも精進して参りたいと思います。

 

後任の〇〇さんへの引き継ぎには万全を期したいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

・社外や取引先の人へ送る場合
〇〇社 〇〇様
いつもお世話になっております。〇〇社の(氏名)です。
突然のことで恐縮ですが、この度、人事発令により、○月より〇〇支社へ転勤することになりました。
今回はご挨拶のためメールをさせていただきました。
貴社とのお取引を開始させていただいてから、○○様には本当にお世話になりました。
ときには私の経験や勉強不足のため、

ご迷惑をおかけすることもあったと思いますが、変わらぬお付き合いをして下さり、本当に感謝しております。
今後は私の後任として〇〇が貴社との取引を担当させていただきます。
引き継ぎには万全を期したと思いますので、今後とも変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

退職する場合

定年や自己都合による退職では、とくに業務の引き続きをしっかり行っているかの情報を入れることが大切です。

退職をする際は、今後の予定や仕事のことを伝える必要はありませんが、

今後もお世話になった方と仕事をする可能性があるなら、現在分かっている時点の予定を伝えてもいいでしょう。

 

・同僚へ送る場合

〇〇課各位
お疲れ様です。
私事ですが、このたび一身上の都合により○月末で退職する運びとなりました。

入社以来、この部署で働き、皆様には本当に多くのことを学ばせていただきました。

至らぬところも多々あったと思いますが、そのようなときも多くのサポートをいただき、

ここまで成長することができたと思います。今までの経験は決して忘れることのできないものとなりました。
今後、皆様の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。今まで本当にありがとうございました。

 

・上司やお世話になった人に送る場合

〇〇部〇〇様
お疲れ様です。〇〇部の(氏名)です。
突然で申し訳ありませんが、このたび、一身上の都合により○月末をもって退職することになりました。
これまで〇〇様には本当にお世話になり、本来なら直接ご挨拶に伺うべきところですが、

まずはメールにてご報告をと思い、ご連絡をさせていただきました。

入社当初から〇〇様には大変お世話になり、本当にありがとうございました。

 

〇〇様には、励ましの言葉や厳しいお言葉を頂き、

それらすべてのことが自分を社会人として成長させる糧となりました。

貴重な経験を今後も存分に活用し、次の人生のステップに踏み出したいと思っております。
今後の〇〇様のご活躍を心より、お祈り申し上げます。今まで本当にありがとうございました。

 

・社外や取引先の人へ送る場合

〇〇社〇〇様
平素は格別なご高配を賜り深く御礼申し上げます。
突然のことで大変恐縮ですが、この度○○会社を退職する運びとなりました。
入社以来、〇〇様には本当にお世話になり、ありがとうございました。
私の至らぬところもあったかと思いますが、貴社とのお取引きが長く継続させていただけたのも、

〇〇様のご支援があったからこそと思っております。
○月より後任の○○が貴社を担当させていただきます。引き継ぎには万全に準備を整えて参りますので、

今後もどうぞ変わらぬご指導をよろしくお願い致します。

 

転職する場合

次の転職先が、現在の会社や業界と少しでも関わるのであれば、

同僚や上司への挨拶と同様に取引先会社への対応にも十分な気遣いと配慮を行いましょう。

 

・同僚へ送る場合

〇〇課各位
お疲れ様です。
突然のことで大変申し訳ありませんが、このたび一身上の都合により○月末に退社することとなりました。
これまで皆様にはご迷惑をおかけすることが多く、その度にご支援をいただき本当にありがとうございました。
退職後は、○○会社へ転職する予定となっており、皆様に育てていただいた経験を糧に、

以前から取り組んでみたかった分野で自分の力を試してみたいと思っております。
またどこかでお世話になることがありましたら、その際はどうぞよろしくお願い致します。
みなさまの今後益々のご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

 

・上司やお世話になった人へ送る場合

〇〇部〇〇様
お疲れ様です。〇〇部の(氏名)です。
私事で恐縮ではありますが、このたび一身上の都合により○月末に退社することになりました。
以前よりさらに〇〇のスキルを活かせる仕事をしてみたいと考えており、

今回その希望を叶えるべく転職する運びとなりました。退職後は、○○会社に転職する予定です。
これまで○○さんには公私ともにいろいろとご支援、ご指導いただき、

内容の濃い○年間を過ごすことができました。

この貴重な人生経験を糧に、次のステージでも邁進したいと思っております。
またどこかでお世話になることがございましたら、その際はどうぞよろしくお願いいたします。
○○さんの今後益々のご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

 

・社外や取引先の人へ送る場合

〇〇会社○○様
いつもお世話になっております。
私事で大変恐縮ですが、一身上の都合により○月末をもって○○会社を退職することになりました。
○○様には私が着任して以降、あらゆる場面でご指導やご支援を頂き、本当にありがとうございました。
それらの経験すべてを次の仕事でも十分に生かして参りたいと思っております。
今後は後任として○○が着任する予定です。引き継ぎには万全の準備をして参りますので、
今後も変わらぬお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。

 

「異動や退職・転職の際の挨拶まわりにオススメの贈り物は?」

異動や退職・転職する際に送るメールの文例をお伝えしてきましたが、

そのメールに込めた気持ちをお菓子などの贈り物として挨拶まわりの際に渡してみましょう。

渡すためのお菓子選びに迷ったら、なるべく日持ちがして職場でも自宅でも持ち帰っても食べやすいもの、

お菓子の好みがあまり分かれないものを選ぶといいでしょう。おすすめのお菓子をご紹介します。

 

●Rusks/ラスクス3箱セット 全8種 各10枚入りx選べる3箱

さまざまな味のラスクなら食べる方も楽しいので、少し変わった味をセレクトしてみるのも良いでしょう。

 

●フィナンシェ&マドレーヌ詰め合わせ24個入り
フィナンシェやマドレーヌは好き嫌いがあまりない組み合わせで、お茶受けにもぴったり。

 

異動や退職・転職の際の挨拶周りに渡すお勧めのお菓子はいかがでしたか?
お世話になった方々への感謝の気持ちを込めて、その感謝の気持ちが十分に相手に伝わるギフトを選びたいですよね。
しかも、こだわりの素材を使用したおいしいお菓子なら、その感謝の気持ちはより深く相手にも届くことでしょう。

 

まとめ

お世話になった会社からの異動や退職、転職は申し訳なさや寂しさを感じますが、

お世話になった方々だからこそ、最後まで気を緩めず、お互いが気持ちよく最後の日を迎えたいものです。
そのようなときは、一社会人として、礼儀やマナーをわきまえた事前の挨拶メールと

感謝の気持ちのこもったお菓子を贈り物として届けてみましょう。
きっと、あなたも次の人生のステップに気持ちよく踏み出すことができるはずです。

 

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