大切な友人・知人が結婚する際に、結婚祝いを送る方は多いでしょう。

ただ、最近は結婚式をあげない方も増えてきており、結婚祝いをいつ送ればいいのかタイミングがわからない、ということもありますよね。

この記事では、そんな悩みを解決するべく、結婚祝いを送るタイミングやマナー、おすすめのギフトアイテムについてご紹介します。

 

結婚祝いを送る意味とは?

 

結婚祝いには、これから新生活を始める2人への援助の意味が込められています。

結婚のタイミングで実家を出る方は、生活アイテムを揃えるだけでも大変です。

そのため、少しでも新しい生活に役立つようなお祝いをプレゼントすることが多いでしょう。

最近は、相手の趣味や生活スタイルに配慮して、現金や食べ物をプレゼントすることも増えてきました。

また、2人が末長く幸せに暮らせるように縁起のいい柄やモチーフがあしらわれたアイテムをプレゼントすることもあります。

例えば、「鶴は千年、亀は万年」といわれるように、鶴と亀は長寿を表現しています。

鶴はつがいで長く寄り添うので、結婚祝いにはぴったりでしょう。

他にも、「ひょうたん」は女性のようにくびれがある形で果実がたくさん実るので、子宝に恵まれるという意味があります。

結婚祝いを送る時には、伝えたいメッセージや願いを込めたアイテムを選ぶとよいでしょう。

 

結婚祝いを送る際に気をつけたいマナー

 

 

結婚祝いにかける熨斗(のし)の水引には結び方や色、書き方が決まっているので間違わないように気をつけましょう。

結び方はあわじ(あわび)結び、または結び切りを使用します。

1度結ぶとほどきにくく、「1度きりの縁が末長く続く」「2度とない」という願いが表現された結び方です。

色は、おめでたいカラーリングの紅白か金銀にしましょう。

また、通常のお祝いごとでは5本の水引を使用しますが、結婚祝いでは倍の10本の水引のものを使用します。

これには、「喜びが重なる」ようにという意味が込められています。

水引の上部には「寿」もしくは「御結婚御祝」と書き、水引の下部に送付者の名前を記入します。

いずれも黒か濃い青色の毛筆や筆ペンを使って、楷書体で書くのがマナーです。

薄墨色のような淡い色は、弔事に用いるのでNGです。

現金を送る場合には、結婚式のご祝儀同様、割り切れない数字で用意します。

4万円や9万円も「四(死)」、「九(苦)」を想像させる忌み数字のため気をつけましょう。

金額の相場は兄弟で3~10万円、親戚は3~5万円、友人や同僚で2~3万円となっています。

また、現金を郵送する方法として認められているのは郵便局で送れる「現金書留」のみです。

現金書留は、封筒のサイズが決まっています。

あまり華美なご祝儀袋に包むと、指定の封筒に入らないということもあるので気をつけましょう。

 

結婚祝いを送る時のベストタイミングは?

 

結婚祝いを送るタイミングは結婚式の1~2ヶ月前、少なくとも1週間前までに郵送するのがよいでしょう。

大安や先勝の午前中に送るのが、縁起がよいともいわれています。

結婚式当日に持参するのは、お相手の荷物になるので避けるのがマナーです。

最近は結婚式をあげないカップルも多いため、その場合は入籍する1週間前までに送るようにします。

同様に、結婚式に参列しない場合も、入籍する1週間前までに送るとよいでしょう。

結婚のタイミングで引っ越しをして、住所が変わっている方もいます。

お祝いを送る前に住所などに誤りがないかを確認しましょう。

もし結婚報告を聞いてから1ヶ月以内に会う予定があれば、タイミングを合わせて直接プレゼントするのもひとつの方法です。

また、結婚したということを事後報告で知る場合は、報告をもらってから1~2ヶ月以内にプレゼントを送るようにしましょう。

 

結婚祝いにおすすめのギフトとは?

 

2人の新生活に喜ばれるギフト選びは、幸せな気持ちになれますよね。

実際に多くの方が送っているギフトアイテムの中でも、おすすめの商品ジャンルをご紹介します。

 

■食器

 

コップやグラス、お皿、お箸など種類が豊富なので、他の人と被りにくいという点でも魅力的なアイテムです。

おめでたい柄や色合いのものもあり、2人の門出を祝うのにぴったりでしょう。

お酒好きなカップルには、ビアグラスやおちょこのセットなどもおすすめです。

お料理好きな人には、お鍋やまな板といった調理アイテムなども喜ばれます。

包丁やハサミなどの刃物は「縁を切る」という意味合いがあるので、結婚祝いに限らず、プレゼントする時は気をつけるのがマナーです。

 

■便利家電

 

ホットプレートやミキサー、コーヒーメーカーなど、生活必需品ではないけれど、あれば生活が豊かになる便利家電は新婚生活を盛り上げてくれるアイテムです。

価格も20,000~50,000円前後と、おしゃれで手頃な価格のものが多いので、仲間で折半してプレゼントするのにもちょうどいい価格帯です。

 

■体験ギフト

 

最近は、様々な体験を選べるギフトチケットというものがあります。

価格帯も幅広く、温泉宿泊券やアミューズメントパークの入園チケット、陶芸体験など、様々な体験から選べるので2人の思い出作りに役立つことでしょう。

 

おすすめの結婚祝いのお菓子ギフトとは

 

ブライダルギフトのお菓子は洋菓子系から和菓子系まで幅広く、縁起物のデザインを取り入れた、見た目もおしゃれな商品が多いのが特徴。

消えもののギフトアイテムは、相手も気兼ねせず受け取れるのでおすすめです。

お菓子ギフトを選ぶ場合は、なるべく賞味期限が長い商品を選ぶこと、夫婦2人の趣味に合う商品を選ぶのがマナーです。

また、お菓子によってはそれ自体に意味が込められている場合もあります。

バウムクーヘンは切り口が年輪のように見えるため、「長寿」や「繁栄」を連想させます。

結婚式の引き出物でもよく配られますよね。

2人の幸せが末長く続きますようにという願いが伝わる商品でしょう。

また、ツキ(月)を呼ぶうさぎや、末長い幸せを願う鶴と亀、おめでたい(鯛)など、動物をモチーフにしたお菓子も結婚祝いならではです。

最近はお名前入りのものが作れたり、メッセージを入れられたりと工夫もできるので、ぜひ送る相手の好みに合わせて考えてみてくださいね。

 

結婚祝いのお菓子を探すならおすすめの結婚祝いのお菓子ギフトをご紹介します。

 

素材にこだわった個包装のクッキー詰め合わせです。

シンプルながらもお祝いの気持ちがしっかり伝わる華やかなラッピングで、相手も喜んでくれるでしょう。

メッセージカードもつけてさらにお祝いムードを盛り上げてくださいね。

 

■バウムクーヘン

 

 

【Franju】ハードバウムクーヘン /ピレネー/ 丸ごとホールタイプ

 

結婚祝いの定番バウムクーヘン。

じっくり丁寧に焼き上げたハードタイプのバウムクーヘンなので食べ応えがあり、外はさっくり中はしっとりした食感が得られます。

豊かな自然で育った鹿児島県産の卵を使い、飽きのこない上品な味に仕上がっていますよ。

 

まとめ

 

結婚祝いを送る際には、最低限のマナーは押さえたうえで、相手の喜ぶ姿を想像してプレゼントを選びましょう。

美味しいお菓子は、気軽に送ることができるためおすすめです。

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