母の日には、カーネーションを贈るというのが定番になっていますよね。

ここではカーネーションが母の日の定番になった理由や、色によって違うカーネーションの意味、カーネーション以外のおすすめのお花などもご紹介していきます。

また、お花と一緒に贈りたいお菓子もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

「母の日の贈り物の定番が「カーネーション」になった理由」

 

母の日といえば、他にも素敵なお花がたくさん咲く季節です。

そんななか、なぜカーネーションが定番になったのでしょうか?

 

■母の日にはカーネーションが贈られるようになった理由

母の日は、1914年にアメリカのウェストバージニア州で、5月の第2日曜日を「母の日」にすると制定されたのが始まりです。

ある一人の女性がアメリカの南北戦争で負傷した兵士のケアを献身的に行い、負傷兵の衛生状態を改善するために「マザーズデー・ウォーク・クラブ」というものを立ち上げました。

その女性が亡くなると、娘が亡き母を追悼する会を教会で行い、そこで母の好きだった白いカーネーションを参加者に配ったのです。

これが母の日の由来だといわれ、白いカーネーションは母の日のシンボルにもなりました。

 

■日本で母の日にカーネーションが普及した時期

日本では、明治時代の終わり頃に青山学院の教授がアメリカの母の日を紹介したことで、母の日のイベントが教会で行われるようになり、その後広まっていったと伝えられています。

1949年頃からは、日本でも5月の第2日曜日は「母の日」として定着しました。

 

■カーネーションの定番が赤になった理由

母の日にカーネーションを贈る由来を知って、「あれ?カーネーションって赤じゃないの?」と思った方も多いのではないでしょうか。

実は、亡くなった母親に白いカーネーションを贈ったという由来からか、母が健在の人は赤いカーネーション、母が亡くなった人は白いカーネーションを贈るという提案をされたことがあったのですが、それでは気持ちが傷つく子が出てくるのではないかという配慮から、母の日には赤いカーネーションを贈るというのが定番化しました。

 

 

 

「色によって違うカーネーションの意味」

 

母の日には赤いカーネーションというイメージは強いものの、今はカーネーションにもさまざまな色がありますので、赤にこだわることなく花言葉で色を選ぶことも多いです。

 

■母の日におすすめのカーネーションの色

母の日におすすめしたいのは、赤やピンク、オレンジや紫のカーネーションです。

それぞれ、次のような花言葉があります。

 

・赤・・・「母の愛」「愛を信じる」

・ピンク・・・「感謝」「上品・気品」「温かい心」

・オレンジ・・・「純粋な愛」「熱愛」

・紫・・・「誇り」「気品」

 

■母の日には避けたいカーネーションの色

カーネーションとはいえ、母の日に避けたいのは次のような花言葉のある色です。

 

・白・・・「亡き母をしのぶ」「尊敬」「純潔の愛」

・黄・・・「軽蔑」「嫉妬」「美」

 

 

 

「カーネーション以外も流行!母の日におすすめのお花は?」

 

カーネーション以外にも、母の日に贈りたいおすすめのお花があります。

 

■バラ

ちょうど5月に見ごろを迎える華やかなバラは、母の日の贈り物にもおすすめです。

 

■アジサイ

アジサイには「元気な女性」という花言葉があることから、そんなお母さんに贈るのにピッタリです。

 

■胡蝶蘭

最近は胡蝶蘭も母の日の贈り物として人気です。

胡蝶蘭は大きくて管理が難しい印象がありますが、小ぶりで育てやすい品種もあるので、そういったものを選ぶとよいでしょう。

 

■ユリ

ちょうど母の日の5月頃に花を咲かせるユリも、花が大きめで華やかなので、母の日の贈り物にピッタリです。

 

 

 

「母の日の贈り物にはお花と一緒にお菓子がおすすめ」

 

母の日の贈り物にはお花と一緒にお菓子がおすすめです。

 

 

 

まとめ 

 

母の日の贈り物の定番といえば赤いカーネーションです。

今回は、母の日にカーネーションを贈る理由や母の日に人気のお花などについてご紹介しました。

お花に添えて一緒に贈るのにおすすめのお菓子もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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