5月5日はこどもの日。

こどもの日のお祝いに定番の食べ物や縁起の良い食べ物をご紹介したいと思います。

また、こどもの日にこいのぼりや兜、五月人形を飾るのはなぜなのでしょう?

ここではこどもの日に注目し、こどもの日のお祝いに贈るのにおすすめのお菓子などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

 

「こどもの日のお祝いに定番の食べ物」

 

こどもの日のお祝いの定番といえば、柏餅とちまきですね。

これらは、どうしてこどもの日に食べられるようになったのでしょうか?

 

■柏餅が食べられるようになった理由

柏は新芽が育つまで古い葉が落ちないことから、子孫繁栄という意味があります。

つまり、柏の葉には家系が絶えないといった意味合いを持たせているのです。

また、柏の木には葉守りの神が宿っていると信じられていましたので、柏の葉を使った食べ物を食べるとご利益があるともいわれています。

これらのことから、こどもの日には柏餅が食べられるようになりました。

 

■ちまきが食べられるようになった理由

ちまきを食べるのは、中国から伝わった風習です。

中国では、ちまきには邪気を払う力があるとされています。

 

 

 

 

こどもの日にピッタリの縁起の良い食べ物」

 

こどもの日は、縁起の良いものを食べてお祝いしたいものですよね。

 

■ブリ・スズキ・カツオなどの出世魚

ブリやスズキといった魚は、成長とともに呼び名が変わるため、出世魚と呼ばれ、こどもの健やかな成長を願ったお祝いにピッタリです。

こどもの日は端午の節句といって、もともと男の子のためのお祝いの日だったことから、カツオは、「勝男」になぞらえ、男の子にとって縁起の良い魚と考えられています。

 

■ちらし寿司

こどもの日のお祝いによくふるまわれるちらし寿司ですが、ちらし寿司の具にはさまざまな意味合いがあり、願いが込められています。

例えば海老には、腰が曲がるまで長生きできるようにという意味があります。

穴の開いたレンコンには、将来の見通しが良くなるようにという意味があり、豆は健康でまめに働けるようにといった意味をそれぞれ持っています。

 

■お赤飯

日本では昔から、お祝いごとがあると何かとお赤飯を炊いていました。

実はこれは、赤には災いを避ける力があると信じられていたため、お祝いの席における魔除けの意味を込めて用意していたのです。

 

 

 

 

「なぜこどもの日にはこいのぼりや兜・五月人形を飾るのか」

またこどもの日には、こいのぼりや兜・五月人形を飾る習慣がありますが、これはいったいなぜなのでしょうか?

 

■こいのぼりを飾る理由

こいのぼりは中国の故事「鯉の滝登り」が元になっていて、男の子の出世を願って飾られます。

つまり、成功のためには困難を乗り越えて生き抜いてほしいという願いが込められているのです。

 

■兜や五月人形を飾る理由

兜や五月人形を飾るのは、武士の時代のなごりです。

鎧兜は命を守る道具として、五月人形はそのような人物に成長してもらいたいという願いを込めて飾られます。

 

まとめ 

 

ここでは、5月5日のこどもの日のお祝いに定番の食べ物や縁起の良い食べ物についてご紹介しました。

こどもの日に飾られるこいのぼりや兜、五月人形にも、それぞれ意味があり、願いが込められています。

今回ご紹介した、こどもの日のお祝いに贈るのにおすすめのお菓子などを参考に、より良い日にしてください。

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