亡くなった母のお墓参り――お供え物の選び方やお供えの仕方にマナーはあるの?

そんなことが気になって、故人をしのぶ気持ちがなおざりになってしまっては、本末転倒です。

ここでは、故人やご先祖さまに喜んでもらえるよう、

お墓参りのお供え物の選び方や守るべきマナーについて詳しく紹介します。

お墓参りの際に、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

お墓参りのお供え物の選び方

お墓参りの際、「お供え物を選ぶのにルールはあるのか」と気になっている人も少なくないでしょう。

お供え物に関して「五供(ごくう)」という言葉があるものの、特別にこれでなければならないという決まりはありません。

 

基本的には、故人やご先祖さまに喜んでいただけるもの、生前好きだった食べ物や飲み物などをお供えするのがおすすめです。

ただ、お墓にお供えするものだけに「殺生」を連想させるような食べ物(肉や魚)や、あまりにも臭いが強いものなどは避けておいたほうがよいようです。

 

また、暑い時期に持ち運ぶことなどを考えると、傷みやすいものをなるべく避けましょう。

実際に、よく墓前にお供えされているものは、缶ジュースやお菓子などが多いようです。

日持ちがするうえに、殺生戒などに反せず、お供えしやすいかたちをしているのが、その主な理由でしょう。

 

お供えするときのマナー

では、墓前でお供えするときには、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。

ここでは、お供え物のマナーをくわしく解説していきます。

 

・お供え物を直置きしないこと

お供え物を墓前に供える際、そのまま直に置くのは避けたほうがよいでしょう。

事前に、お盆や台を用意するのがおすすめです。ハンカチなどの上でも構いません。

 

・故人やご先祖さまが食べやすいよう、袋や箱の口を開けて供えること

お墓にお供えするときは、故人やご先祖さまが食べやすいよう、

袋や箱入りの物の口を開けたり、フタを開けたりしてお供えするようにしましょう。

 

・お供えしたものは全部持ち帰ること

食べ物や飲み物などをお供えしたままだと、傷んでしまったり、

カラスや猫などが食べ散らかしてしまったりして他のお墓にまで迷惑をかける恐れがあります。

お供えした食べ物は持ち帰るようにしましょう。

 

お供え物に向いているお菓子

お供え物としておすすめのお菓子は、日持ちのするものです。

賞味期限が短いものはなるべく避けるようにしましょう。

また、常温でも大丈夫なものが適しています。

ここでは、お供え物にぴったりのお菓子をいくつか紹介しましょう。

 

・焼き菓子 クッキー 計30枚入り

バターの香りが豊かなプレーンクッキーからエダムチーズの入った塩味が魅力のチーズクッキー、

黒ゴマがたっぷり入ったセザムクッキー、ココア生地にフランボワーズジャムがトッピングされたカカオクッキーなど、

個性豊かな全15種のクッキーの詰め合わせ。

一つ一つ丁寧に焼き上げられており、サクサクの食感が大人気です。

高級感のある箱に入っており、クッキーは小袋入り。日持ちもするため、お供え物としてぴったりです。

 

・【フィナンシェ&マドレーヌ詰合せ】 24個入り

しっとりした食感が癖になると噂のフィナンシェ12個、マドレーヌ12個入りギフトセット。

フィナンシェのバターの風味、マドレーヌのきめ細かな焼き上がりが評判を呼んでいます。

個別包装されていて、高級感のあるギフト箱に入っているのも、お供え物としておすすめのポイント。

 

クッキーやマドレーヌなどは、賞味期限が比較的長く、お供え物におすすめのお菓子です。

ここで紹介したものは、どれもこだわりの素材を使ったものばかり。

質の良いお菓子なので、故人やご先祖さまにもきっと喜んでいただけるはず。

ぜひ参考にしてください。

 

まとめ

お墓参りのお供え物を選ぶときにまず大事なのは、心を込めること。

故人に喜ばれるようにという思いをもつことです。

ここでは、お供え物の選び方、お供えする際のマナーなどをご説明してきました。

心をこめて選んだ菓子などのお供え物は必ず持ち帰り、故人やご先祖さまをしのびつつ、おいしくいただきましょう。

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