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お茶の稽古始めはお菓子も重要!お茶請けの役割とは
お茶請けという言葉を知っていますか?
お茶を習ったことのない人には馴染みのない言葉だと思いますが、
お茶請けとはお茶とつき合わせで出すもののことです。
大抵甘いお菓子や漬物のことが多いそうです。
この記事ではお茶請けの役割が何か、お茶請けにおすすめのお菓子をご紹介していきます。
「お茶請けを出す意味」
お茶請けというと大体の人が和菓子を連想するのではないでしょうか?
でも実はそもそもは甘いものを出す習慣はなかったそうです。
お茶請けはお茶の味を引きだすのに重要なもの。砂糖が日本に進出する前のころ、
お茶請けというとシイタケをミソで焼いたものや、木の実や栗といったものでした。
砂糖はとても貴重なものだったので、甘いものが出ることはまずなかったようですね。
「お茶請けの役割」
お茶請けはお茶を引き立てるものと先ほど説明しましたが、
実は他にも大事な役割があります。それは胃への刺激を和らげることです。
お茶にはカテキンやカフェインが含まれており、空腹時にそのまま飲むと胃があれてしまうことがあります。
その刺激を和らげるためにもお茶請けがあるそうです。
お茶請けは体へのいたわりやおもてなしが生んだものだったのです。
「お茶の稽古始め(初釜)でもお菓子はマスト」
初釜とは新年を祝って、新年が明けて初めて行うお茶会のことで、お稽古始めのことをいいます。
「初釜ではこれを食べる」という定番のお菓子があります。
1年に1回の初釜でよく食べられる貴重なお菓子は「花びら餅」と言って新年を代表するお菓子です。
お祝いの席にぴったりのお菓子で、歴史は古く平安時代の正月行事として宮中で食べられていたのが起源と言われています。
いつの時代もお祝い事と言えばお菓子はマストのようですね。
「お茶と合わせたいお菓子は?」
お茶請けは和菓子というイメージが強いですが、最初の方に説明した通りお茶の味を引き立て、
胃への刺激を和らげるという役割のため、特に和菓子でという決まりはありません。
お茶に合うお菓子はいっぱいあります。
ここでは素材にこだわり安心して食べられる「SELVICE Life Design」でおすすめのお菓子をご紹介します。
■スイスロール
保存料を一切使っていないため、誰にでも安心して勧められます。
しっとりとした食感があり、卵風味のやさしい味わいが口に広がります。
また個包装なので簡単に取り分けることができます。
■マドレーヌ
こちらの焼き菓子も安心安全の素材はもちろん、焼き加減が絶妙だと評判です。
蜂蜜が入っており、ほんのり感じる甘みは大人も子供も満足のいく一品です。
■ラスク
こちらのラスクは、ピリ辛味など変わり種から定番までたくさんの種類があります。
元々お茶請けとは甘いものではなかったので、こういった変化球のお菓子を持っていっても喜ばれるかもしれません。
まとめ
お茶請けについてご紹介してきましたが、お茶にお菓子は欠かせないものですね。
でも和菓子に限定する必要はなく、本来の役割を担うものであればなんでも大丈夫だと思います。
今後お茶会がある時は、お茶請けの幅を広げてより楽しんでいただけたら幸いです。
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