黒豚は肥育の後期にサツマイモを10~20%添加した飼料を60日以上与えることが定められていますが、増元さんはさらに焼酎かす、麦などをブレンドし発酵させた農場特製のエサを与えています。そうすることでさらに、脂にクセやくさみがなくなり甘みが増します。のびのびとした自然豊かな環境での長期飼育。農場内には黒豚を放牧する運動場を設けており、勾配のある場内を駆け回る黒豚は足腰が強く、また ストレスが少なく健康に育ちます。さらに一般より60日程長い240日間じっくり飼育を行うことで、やわらかく、締まった肉質の黒豚が育成されます。

 

健康づくりには脂身たっぷりの黒豚。「梅木さんちの台所」に、黒豚の育ての神様と呼ばれる「増元さんの黒豚」が上陸しました。

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かごしま黒豚の特徴

県黒豚生産者協議会では、「かごしま黒豚」を生産するために必要な基準を設けています。その1つめは、豚の品種。「かごしま黒豚」は全てバークシャー(アメリカバークシャーは除く)で協議会では、他の品種と混飼しないことを条件としています。バークシャーは、体毛は黒色ですが、四肢、鼻梁、尾端の6箇所に白斑があり「六白」とも呼ばれ、他の豚と比べ、産子数は少なく、発育が遅いものの、筋繊維が細かく歯切れがよい、うま味をたっぷり含んでいるなど、他の品種にない特徴を多く持っています。

かごしま黒豚の歴史



かごしま黒豚の名が全国的に知られるようになったのは、幕末から明治にかけて。 黒船来航で揺れる徳川幕府に外交問題の重鎮・水戸藩主斎昭公をして、「いかにも珍味、滋味あり、コクあり、何よりも精がつく」と言わしめました。また、郷土の偉人・西郷隆盛も黒豚をこよなく愛したといわれています。こうして広く愛されたかごしま黒豚のおいしさには、長い歴史のなかで数々の品種改良が加えられました。それは明治のころからはじまり、現在に至っています。
 
 

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